ニコチンの習慣依存のメカニズム

興味本位で喫煙をはじめても、はじめは何となくだったのが、だんだん習慣性となり、気分転換などで吸わずにはいられなくなってきます。
強い意志を持って継続しようと始めたわけではないのに、いつの間にかやめられなくなっていることが多いです。
これには理由があります。
たばこの主成分は、ニコチンです。
このニコチンが、強い依存性を引き起こす要因となっているのです。
タバコを止めたいのに、なかなかやめられない人は、根本の原因から理解していくとよいでしょう。
普段何気なくたばこを吸っていても、吸い始めると血液中にあるニコチン濃度が、一気にアップすることになります。
急上昇するものですから、ピークまでも早く、そのピークの時点では既に、おいしいという印象になっています。
この美味しいという感覚が、メンタル面で強い依存となってしまうのです。
たばこによる精神依存は、習慣化してしまうと、簡単には抜け出せなくなります。
ニコチン濃度が体内に低くなると、今度は心が不安になったり、落ち着かなくなったり、俗に言う禁断症状が現れてきます。
体内の血液にニコチンが少なくなると、心にイヤな気持ちが出てきてしまいます。
そのため、さらにタバコを吸って、本数が増えることになります。
このサイクルにハマってしまうと、いくら周囲が注意を促しても、いきなりやめることは困難です。
本人も体に良くないと、頭では理解しているものの、心は不安になりますし、不快になりますから、上手にコントロールをするのが大変な状態です。
これが、ニコチン習慣依存のメカニズムです。
しかし、本気で禁煙を希望するのであれば、方法はあります。
一人では挫折しやすいのであれば、禁煙外来などを利用する方法もあります。